はじめに・・・・
最近、道端や出先で見かけるお花や雑草にとても興味が湧くようになってきました。
しかし全くのお花・雑草音痴の私ですのでその名称が全く分かりません。
そこでスマホに搭載されているアプリ「Googleレンズ」を使って、そのお花の名称や特徴を調べ、綴っていきたいと思います。
ほんとに「Googleレンズ」はとっても便利です。
先日、こんな実のなる木を発見しました。
2つの色の違う実が1セットで実っています。
赤いほうの実は完熟していておいしそう・・・
緑のほうの実は硬そうです。
上下に色の違う2つの実が1セットになっている木は初めて見ました。
それぞれの完熟速度が違うの?
どの実を見ても2色1セットなのです。
なんだか見れば見るほど不思議な木。
地面を見ると緑の実だけ落下しています。
木自体は5メートルほどある高い木です。
早速、Googleレンズで調べてみると・・・
「イヌマキ」という木であることがわかりました。
この実の仕組みは
赤い部分が実で食べられます。
緑部分は実ではなくて種子でした。
緑の部分は種子で「イヌマキラクトン」という毒を含んでいて食べられません。
間違って食べてしまうと嘔吐や下痢を引き起こしてしまいますので注意です。
イヌマキは雄雌異株の常緑樹。
主に生垣として重宝されています。
放っておくと数十メートルにも伸びてしまうのだとか。
私の見たイヌマキは高さも横幅もきれいに剪定され、スッとした姿でした。
名称のイヌマキのイヌ(犬)の部分はワンワンかわいい犬ではありません。
通常「犬」が植物の名前につくと有用な植物に似ていながら役に立たないという意味になるらしい・・・。
マキ=杉なので、それより劣る木という意味みたいです。
しかしながら、イヌマキの材質は非常に水に強く、沖縄では高級木材として利用されてます。
なんだかホッとしました。
ほかにも、住宅の天敵であるシロアリにも強いようです。これはすごいですね。
今日もグーグルレンズですっきりしました。
かわいい2つの実と思っていたものは、実と種子のセットだということもわかりました。
ちなみに数か月後、実の様子を見てみると真っ赤だった実が熟れて紫色に変化していました。
最後にイヌマキの花言葉を・・・。
「色褪せぬ恋」です。
常緑樹で冬でも色あせない葉の様子からこんな花言葉になったようです。