《検証》「未晒し(みざらし)蜜ロウワックス」を実際に使ってみた感想は?ビフォアアフターも。

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これ、買って良かった

「家のフローリングにワックスを塗りたいけど、体にも環境にも良いワックスを選びたい!」

「未晒し(みざらし)蜜ロウワックス」を試してみたいけど、実際のリアルな感想が知りたい!」


今回は「未晒し蜜ロウワックス」を購入しようか迷っている方に向けて、我が家のフローリングの床に「未晒し蜜ロウワックス」を実際に使ってみた使い心地や、塗る前と後のビフォアアフターなどを解説してみようと思います。

参考にしていただければ幸いです。

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未晒し蜜ロウワックスを選んだ訳

我が家の床はすべてフローリングです。

最後にワックスをかけたのはもう5年も前。

そろそろフローリングの保護もかねてワックスをかけなければ・・・・と思っていました。

ワックス選びって種類も値段も多種多様でずいぶん迷いますよね。

そんなたくさんの種類の中から今回は

木材屋とハチミツ職人が作った 未晒し(みざらし)蜜ロウワックス」Cタイプ

を選んでみました。

未晒し(みざらし)蜜ロウワックスを選んだ理由

・肌に付いても安全安心
・フローリングの木材の呼吸を妨げない
・環境に無害

防水防汚効果がある

やはり長い時間家族が過ごすリビングや、食物を扱うキッチンのワックスの原料は肌に付いても安心安全なことが第一のポイントでした。

もう一つのポイントは、水や油汚れに対してバリアを張って汚れを防いでくれる点でした。

未晒し蜜ロウワックスはどんなフローリングにも使える?

我が家のフローリングはこんな感じです。(木の種類は不明)

我が家のフローリング

未晒し蜜ロウワックスは無垢材や集成材のフローリングに使用可です。

しかし化学塗装の上からは塗れません。

マンションによく使われる合板(複合)フローリングは、化学塗料が塗布されているので未晒し蜜ロウワックスは不向きのようです。

何缶必要?使用量の目安は。

使用量の目安は300mlで約15㎡~45㎡(9畳~27畳)と記載されていました。

これはあくまで目安。

我が家は21畳分塗るため、一応、300ml×2缶購入しました。

しかし、実際に使用したのは1缶のみでした。

木も生き物でワックスの吸収量も違いますし、木の種類によっては使用量は異なります。

途中で足りなくなるのは避けたいので、少し多めに用意しておいたほうが安心です。

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AタイプとCタイプの違いは?

未晒し蜜ロウワックスは主にAタイプとCタイプの2種類あります。

タイプの違いは原料である蜜ロウとエゴマの配分の違いです。

その配分で固さが変わってきます。

<Aタイプ>
形状:バター状(蜜ロウの配分多い)
油の吸い込みが激しい素材向き(桐、コルクタイル、ベニヤ、無塗装合板など)

<Cタイプ>
形状:マーガリン状(エゴマ油の配分多い)
よく伸びて塗りやすいため、広い面積を塗るのに向いている

ヒノキ、杉、パインなどほとんどのものに適応

我が家は広い面性を塗装するのでCタイプを購入しました。

Cタイプ マーガリン状

まずは準備!

スムーズに作業できるよう、準備は万端に。

 用意するもの

・未晒し蜜ロウワックス
・布(カラ拭き用)
・カレースプーン(ワックスを取るときに使用)
・スポンジ(床にワックスを塗る際に使用)
・養生テープ

スポンジは購入時に付いていました。

《before》ワックスを使用する前の状態はこんな感じ

塗装前

一見綺麗なフローリングですが、家族がみんな素足で歩くのでだいぶ脂汚れがついています。

まずは雑巾などで、床のふき掃除を一通り終わらせます。

早速、塗装していきます

床掃除が終わったら、いよいよワックスを塗装します。

商品には詳しい説明書が付いているのでそれをよく読み進めていきます。

①壁にワックスが付かないように養生テープを張る

壁と床の境界に養生テープを張り、壁にワックスが付かないよう下準備。

②カレースプーン半分の量のワックスを取り、0.5㎡を目安に塗る

付属のスポンジにワックスをまんべんなく塗り、(パンにマーガリンを塗る感じ)

奥から手前にサ―ッと塗ります。

ワックスの伸びがいいので、ギューッと押し付けたりせず、薄く薄く塗る感じで大丈夫です。

③ワックスを塗ったら、すぐに乾いた布でカラ拭きをする

塗った直後にカラ拭きすることで、ワックスのべたつきがさらっとした感触に変わります。

これを延々と繰り返し、21畳分を仕上げました。

窓全開で扇風機も付けながら作業しました。

ここで反省点

カラぶき用の布が身近になく、急遽バスタオルを使用。きちんと用意しておけばよかった。(不要な古いTシャツなどで良いとのこと)

《after》ワックスを使用した後の状態はこんな感じ

塗装後①

夕方まで放置して仕上がりました。

テカリすぎず、自然な仕上がりで木の素材が際立ちます。

塗装後②

綺麗に塗れました。

塗装後③

べたつくこともなく快適です。

匂いはある?

匂いは最初はあります。

不快な匂いではありません。

形容するのが難しい匂いです。(自然界のものだから?)

2~3日すると、すっかり匂いは気が付かなくなっていました。

撥水効果はこんな感じ

塗装後、水を垂らしてみました。

しっかり水もはじいてくれて一安心。

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ペットや赤ちゃんがいるけど安全性は大丈夫?原料は?

原料はエゴマ油(国内精製)と蜜ロウ(国産・無漂白)の2つだけです。

どちらも食品に使われるものなので赤ちゃん、ペットを飼っている家庭でも安心ですね。

また、ホルムアルデヒドやヒ素・重金属・カドミウムは検出されていません。

エゴマ油については日本の油脂メーカーが中国の契約農園で栽培したものを日本で精製した1番絞りの油だけを使い、蜜ろうは日本の雑木山などで働く蜜蜂の余剰巣を使用しているそうです。

環境にも優しいんですね。

この商品を販売する「有限会社 小川耕太郎∞百合子社」とは?

公式HPによると三重県尾鷲市にある会社です。

元製材屋さんで社名から察する通り、ご夫婦で経営されています。

公式HPによると社名につく「∞」の意味は

「∞」には無限のチカラを秘めた自然界から戴く恵みを表現しています。
(中略)
商品の原点である蜜ロウワックスと深い関係のあるミツバチ達は「∞」のような形でダンスをして、仲間達に花の蜜の場所を教えます。私どもも商いを通して「持続可能な循環産業」への道筋を示していきたいとの意志を「∞」に表しました。
(中略)
「強い印象を残す社名を」と考えた時、カッコつけずに「家内工業」という規模がイメージできる「名前」と思い入れのある記号「∞」を組み合わせた社名が生まれたのです。

有限会社 小川耕太郎∞百合子社 社名の由来より

利益・売上げの一部を使って寄付や実践的活動をしており、“持続可能な社会”の実現を第一に考え、製品の企画・生産・販売を行っている、今まさに社会で必要とされるような会社運営をされています。

まとめ

5年ぶりに我が家のリビング&キッチンのフローリングにワックスを塗りたくて、商品選びに悩んだ結果選んだ「未晒し蜜ロウワックス」。

「環境にやさしく、人体に無害でしっかり防水防汚効果があるものが欲しい」

というわがままな我が家の願いを兼ねそろえた商品でした。

ワックスの伸びがいいので、力もいらずスーッと塗り進められます。

商品を製造販売している「有限会社 小川耕太郎∞百合子社」はご夫婦の名前を社名に入れており、さらに∞が加えられ、“持続可能な社会”の実現を第一に考えている会社です。

なんだか情熱を感じますね。

さらにもっと詳しい使い方は有限会社 小川耕太郎∞百合子社の公式HPにも記載されていますので、そちらもご参照ください。

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