今年も「ここひえ」のCMの時期が来たなぁ
毎年買おうか悩むんだけど、ほんとに涼しいのかわからないから、なかなか踏ん切りがつかないんだよなぁ・・・
ショップジャパンの「ここひえ」のテレビ通販を見て、購入を迷っている人がたくさんいることと思います。
本当に涼しいのか
過去の機種と何が違うのか
エアコンの代わりになるのか
私も散々迷ったのですが、先日ついに購入してみました。
しかも2台。
5月で政府の電気・ガス料金の負担軽減措置が終了することになったので、今年の夏はクーラー使用で電気代が爆上りしそうな予感。
私のように毎年夏になると「ここひえ」の購入を迷っている方に向けて、使ってみた感想をレポートしてみます。
涼しいのは本当だった
この記事を書いているのは6月。
室温が27度前後で、それなりに初夏を感じさせる暑さ。
さっそくPCにUSB接続して、使ってみました。
風量は「弱」「中」「強」「自然風」の4種類から選択可能。
今回は「弱」で40cmほど離れたPCと同じデスク上に置いて作業をしてみました。
おぉ・・・!「弱」でもけっこう涼しい。
「自分だけ」に風を当てるなら、きちんと涼しさを味わえました。
「弱」の動作音は静かなので、音は全く気になりません。
風向きも指で羽の角度が変えられるので、風を首元に当たるようにも調整できました。
首振り機能も2段階あり、範囲を30度か70度か選べます。
電源はコンセントもUSB接続もOK
電源は、本体からUSBケーブル(1.5m)が出ているのでパソコンに直接、接続可能です。
(ただしパソコンや機器によっては作動しない場合もあるようです。)
市販のモバイルバッテリー(5Vで2A以上供給できるもの)にも接続できるので屋外でも使えます。
ピクニックやキャンプ、運動会などでも使えて良いですね。
コンセント用電源アダプターもちゃんと付属しているで、普通に部屋のコンセントでも使用可能です。
個人用と思ったら充分快適
「ここひえ」はとってもコンパクトサイズ。
「高級メロンが1個入っている箱」くらいのサイズです。
なので、持ち運びには楽ですが部屋全体を涼しくすることはできません。
ここひえは対象物から30~50cm以内の距離を目安に設置します。
「一人にひとつ、ここひえを。」
そんなキャッチフレーズが似合いそう。
我が家はハムスターがいるので、室内の温度にはかなり気を使います。
これがあれば、「弱」なら音も静かなのでゲージの近くに置いて使えそうです。
あくまでクーラーとの併用になる
今回はまだ室温27度前後だったので、クーラーなしでもここひえを近くに置けば充分涼しかったです。
しかし猛暑の際は電気代節約と思っても、ここひえのみで過ごすのは危険だと思います。
部屋全体を涼しくすることは出来ないので、使う人の側において補助的に涼しくするといった使い方になると思います。
ちなみに取説にはこんな裏ワザが記載されていました。
裏ワザ1
フィルターを取り外し、ビニール袋に入れて冷凍庫で12時間凍らせてから使用するとより涼しくなります。
裏ワザ2
首や顔周りに風が当たるようにすると、より涼しさを感じやすくなります。台などの上に置いて高さを調整してみましょう。
扇風機とは別物
ここひえは簡単に言えば、水が蒸発する際の気化熱を利用した「冷風扇」です。
出てくる風は「冷風扇」だけあってとてもヒンヤリしています。
扇風機だと室内の風をかき回すので、ただの熱風に感じることも。
また、デスク上の書類が飛んで行くので使い勝手が悪いです。
その点ここひえは、風量が優しいので部屋中の紙類を巻き散らすことはありません。
扇風機とは別物です。
「強」なら3m離れても風を感じる
基本的には自分の側に置いて使用するものなのですが、風量を「強」にした場合は3mほど離れても風を感じることができました。
5畳くらいの個室であれば「強」で、それなりに涼しく過ごせると思います。
「強」の動作音は、それなりにサーッというモーター音がします。
生活上気になるほどでもないですが、こればっかりは人によりますね。
電気代はかなり安そう
宣伝では「1か月つけっぱなしでも電気代約93円!」とうたっています。
これは風量「強」で首振り運転なしで1kWh=31円で計算して作動させたときの場合。
クーラーや扇風機との電気代の比較の詳細は下の商品サイトよりご確認ください。
それにしても、この電気代の安さに惹かれた方も多いのではないでしょうか。
電気代を気にせずガンガン使えそうです。
我が家はまだ使用して間もないので7,8月を乗り切ってみて、またレポートしようと思います。
1回の給水で涼しさ持続は、4時間50分~11時間くらい
給水タンクの容量は約600ml。
タンクに水がなくなっても使用可能ですが、フィルターが乾くと当然涼しい風は出ません。
給水タンクの水はどれくらい持つのでしょうか。
それは室温や湿度に影響されるので一概に言えないのですが目安としては
温度30度の時、湿度40%なら
風量「弱」で7時間半
風量「強」で4時間50分
温度30度の時、湿度60%なら
風量「弱」で11時間
風量「強」で7時間20分
ここひえR6 取扱説明書より
就寝時に使うなら、風量「弱」で使用すれば給水せずに使えそうです。睡眠時間が短めの方なら「強」でもいけますね。
ちなみにタイマーも3段階でついています。(1,2,4時間)
また、うっかりつけっぱなしで外出しても、最後に操作してから12時間立つと、自動で電源が切れるので、高齢のご両親にプレゼントしても安心ですね。
2024年はR6が最新機種。以前の機種との違いは?
毎年、風量や給水タンクの容量などのマイナーチェンジをしているここひえ。
2024年現在、最新機種が「ここひえR6」なのですが、何が違うのでしょうか。
「ここひえR6」に新たに追加された機能
・持ち手、操作ボタン、水受けの抗菌仕様
・自然風モードの追加
・カラーに黒が登場
この3つです。
ちなみに「自然風モード」とは風量「弱」「中」「強」がランダムに切り替わるモードです。
また、ここひえといえば白のイメージでしたが、今年はブラックが登場。
我が家は定番のホワイトとブラックの組み合わせで2台購入しました。
ブラックはなかなオシャレで気に入ってます。
性能上の大きな変更は無いようなので、こだわりなければ去年のR5でも良いかもしれません・・・
購入はショップジャパンのサイトからがお得
我が家はショップジャパンのサイトから「ここひえR6 2台半額セット」を購入しました。
ここひえ2台の他に
・フィルター 1個
・ひんやり敷きパッド(ハーフサイズ) 2個
・タオルケット(ハーフサイズ) 2個
これらがセットで付きました。
単体で購入するよりお得感があります。
注文のタイミングによってはセット内容が変わるので、細かくチェックしたほうが良いでしょう。
ここひえは近所のホームセンターでも単体で販売されていましたが、公式オンラインショップのほうが色々なセットがある事と公式ならではの安心感があったので、ショップジャパンのサイトから購入しました。
ショップジャパンのサイトはこちら↓
ここひえのデメリットはフィルター関連
デメリットを上げるとすれば、防カビ抗菌フィルターの扱いだと思います。
・フィルターは消耗品なのでいずれ交換が必要
・長時間使用しないときは、フィルターを乾燥させておく必要がある。
フィルターは消耗品なので同じものを使い続けると、冷却性能が落ちたり異臭が気になってくるようです。
そんな時は交換が必要。
ショップジャパンでフィルターのみの購入ができますが、価格は3300円(税込)なので長く使用するならコストがかかってくるでしょう。
また、丸2日以上ここひえを使用しないときは、風量「強」で12時間ほどフィルターを乾燥させておく必要があると注意書きがありました。(カビ、においの原因になるため)
使用頻度が低い方はここも注意です。
まとめ
ショップジャパンが夏になるとガンガンテレビCMを流す「ここひえ」。
電気代を少しでも抑えるために思い切って購入してみました。
また、とにかくコンパクトなので気軽に移動して使えるのが良いポイントでした。
「冷風扇」なので、クーラーの代用にはなりません。あくまで個人用として狭い範囲を涼しくするものです。
充分に涼しい風は感じられるので、我が家ではまずまず満足しています。
長く使用するには、消耗品としてフィルター交換が必要になりますので、このコストは頭に入れておいたほうが良いです。