新聞の広告で掲載されている『外壁塗装の赤本』『リフォームの青本』。
家の工事を検討している方は気になりますよね。
「建築業界の人は 絶対に 読まないでください!」
こんなコピーが広告に掲載されているのだから。
興味はあるけれど、住所を含めた個人情報を伝えることになるため
「しつこく営業されるのでは?」
とためらっている方も多いのではないでしょうか。
今回、わが家がこの『外壁塗装の赤本』『リフォームの青本』の冊子を請求した後、1年間経過観察し、どうなったのか状況をレポートしたいと思います。
営業の電話や訪問は、この1年間一切なし!
結論から言って、心配していた営業電話や訪問は一切はありませんでした。
冊子にもしっかりと、こう記載されています。
ゆうネット 3つのお約束
①私どもではお客様のご迷惑にならないように、住宅営業でありがちな訪問や電話での営業活動は一切行っておりません。
②この冊子をご請求頂いたからと言って、私どもに工事を依頼する必要は一切ございません。私どもの情報提供サービスが少しでも皆様方のお役に立てれば、それだけで私どもは大満足です。
③この冊子をご請求された方の住所、氏名、電話番号等の個人情報は、その方の許可が得られない限り、私どもの参加工事店を含め第三者には、一切開示しないことをお約束いたします。
まんがでわかる!外壁塗装の赤本より
最初は資料請求しても大丈夫なのか、かなり不安でしたがむしろ
「外壁塗装やリフォームする前に、この赤本・青本を読んでおいてほんとに良かった!」
そう思います。
そんな心強い情報が掲載されています。
赤本・青本が到着後は、月1でDMが送られてくる
冊子到着後は、上記の通り一切の営業はされませんでした。
電話もかかってきません。
そのかわり、月に1度のペースでDMが届きます。
DMの内容は「簡単DIY!お住いのメンテナンス教室」のDVDや無料の「お住いの健康診断・補修巡回サービス」の案内(要予約)です。
この、月に1度のDMはこんな内容が書かれています。
月に1度送付されるDMの内容
・優良工事店ネットワーク代表 堤 猛(つつみ たけし)氏の日常を綴る「ゆうネットのほほん徒然便り」
・リフォームの実例(カラー写真でのビフォアアフター)とお客様の声
・お住いの健康診断巡回サービス(無料・完全予約制)の案内
などで、外壁塗装やリフォームを焦らせたりするものではありません。
私が密かに楽しみにしているのは、堤代表の「ゆうネットのほほん徒然便り」。
営業内容とは無関係なお子さんとの日常や、最近の出来事がほっこりとした文章で綴られています。
堤代表の日常や日々の出来事への感じ方から、経営者としての誠実な人柄が伝わってきます。
また、リフォームの実例やお客様の感想も掲載されており、こちらもじっくり読むことで実際に工事を頼む際の検討材料になります。
赤本・青本の概要は?
冊子はA4サイズになっており「赤本・青本」各一冊のほか、「ゆうネットご利用案内」がセットになっています。
『まんがでわかる!外壁塗装の赤本』でわかったこと
赤本は外壁塗装について解説しています。
これを読んでわかったのは
- 外壁塗装が必要なタイミングで現れる、壁の7つのサイン
- 手抜き業者を見分ける簡単で確実な質問の仕方
- ハウスメーカーの長期保証のからくり
- 外壁を塗り替えなけらばならない理由
- 塗料の特徴と耐用年数
- 見積書の確認ポイント
- 塗装工事の値段の相場
- 塗装工事の初めから完成までの流れ
など盛りだくさんの内容でした。
『まんがでわかる!リフォームの青本』でわかったこと
青本はリフォームについて解説しています。
これを読んでわかったのは
- リフォーム会社の3つの種類と特徴
- リフォームの値段が、どこに依頼するかで2~3割も値段に差が出る理由
- リフォーム営業会社に頼んではいけない理由
などなど、こちらも、業界の仕組みと値段に差が出る理由をわかりやすく解説しています。
優良工事店ネットワークの目的は?
でも、疑問なのはこの冊子を提供している『優良工事店ネットワーク』は、何が目的でこのような有料級の情報を無償で提供しているのか?ということ。
なにか裏があるのでは・・・?と考えてしまいます。
赤本・青本を読み進めていくとその答えがわかりました。
「今のリフォーム環境を改善したい。」
代表の堤 猛(つつみ たけし)氏はもともと大手リフォーム会社の営業マンでした。
営業マン当時、自分達のしている仕事に大きな疑問を感じるようになりました。
それは業界の
・過剰なコストが消費者に上乗せされて、本来の価格より大幅に高くなる工事代金。
・無理なコストカットを下請けの工事店に求める体制。その結果手抜き工事が横行する。
こんな不都合な真実に対して、悩む日々が続きます。
「本当にこんなリフォームをやりたかったのか」
「本当に人の役にたっているのか」
そんな思いから、リフォーム会社を辞め独立。
同じ志を持つ元会社の同僚と二人で立ち上げたのがこの「優良工事店ネットワーク」だったのです。
優良工事店ネットワークの利益はどこから発生するのか?
優良工事店ネットワークは消費者に外壁塗装やリフォームの工事店を斡旋してくれるのですが、紹介料は無料です。
ではどのように利益を出して運営しているのでしょうか。
それは全国1000社以上の登録工事店の登録料や登録店に対する住宅設備機器の販売、各種コンサル事業の収入から運営しています。
かといって工事店はどんな会社でも登録しているわけではありません。
優良工事店ネットワークの厳しい基準を満たした工事店のみが登録されています。
その合格基準はかなり厳しく、審査に通過できるのは全体の1割の工事店のみ。
第3者の立場から、社内建築士が書類審査・面接・実績調査~などを行いすべての条件の満たした工事店のみが登録可能です。
さらに、登録後も実際に工事をしたお客様の評価を高く保てなければ、紹介がなくなる仕組みを採用しています。
このように、優良工事店ネットワークではお客様に『優良』と認められた工事店だけを紹介し、その登録店からの登録料などによって運営されています。
優良工事店ネットワークに工事店を紹介してもらうメリット
自分に合ったリフォームの匠を無料で紹介してもらえるのは最大のメリットですが、優良工事店ネットワークを通して工事を依頼した場合に発生した万が一のトラブルの保証制度があるなど、12の特徴があります。
主なものに、万が一工事途中で工事店が倒産してしまった場合などの「工事完成まで保証」や「工事完成後も保証」などアフターサービスもあり安心です。
また、最悪の事態ですが工事店と消費者の関係にトラブルがあった際の「紛争解決のための仲裁サービス」もあるようです。
優良工事店ネットワークのHPはこちら
まとめ
我が家も築10年を超え、嗅覚鋭い外壁塗装業者が頻繁に営業に来るようになりました。
そんなあまりにしつこく悪質な外壁塗装業者の訪問に辟易していた時に目に入った「赤本・青本」の新聞広告。
最初は冊子を頼んだことでしつこい営業をされるのではと警戒しましたが、この1年間まったくそのような事はなく、自分でできるメンテナンスのDVDや月に1度の無料巡回サービス(要予約)の案内のみで安心しました。
なんの知識もない素人が、適切な価格で誠意のある仕事をしてくれる業者を探すのは、ハッキリ言って至難の業でしょう。
悪徳業者に騙されないために、消費者として外壁塗装やリフォームの知識を得て
さら厳選された誠意ある業者を紹介してもらえる。
そんな心強い情報が掲載されています。
優良工事店ネットワークは堤代表の「今のリフォーム環境を改善したい。」という熱い社会的使命から生まれた会社です。
赤本・青本を読むことで、この業界の裏側を垣間見ることができました。
本当にこの赤本・青本を読む前に家の工事をしていなくてよかった!
我が家は今後悩むことなく、優良工事店ネットワークに今後発生するであろう家の工事の依頼をすると思います。
しつこい営業はありませんので、気になる方は是非赤本・青本を請求してみてはいかがでしょうか。