2022年10月6日(木)からスタートした深夜番組『占いなんて信じない』。(テレビ東京・毎週木曜25:30~)
加藤浩次の進行で、暮れの酉、オッティモちゃん、斗弥といった占い師が芸能人を鑑定する占い番組です。
その番組のオープニングやエンディングで流れる「どうでもいいよ、いいよ~♪」というフレーズの曲が耳に残ります。
この曲はいったい誰が歌っているのか調べてみました。
歌っているのはポルカドットスティングレイ
この曲を歌うのはポルカドットスティングレイというロックバンドでした。
ポ、ポ、ポルカドットすす・・スティングレイ??
アラフィフのおばちゃんには認知度がいまいち・・・。
いったい何者なのでしょうか?
調べてみると、福岡出身で2015年より活動する、女性1人と男性3人のバンドでした。
バンド名の由来はエイの一種である同名の「ポルカドットスティングレイ」からで、言葉のパンチの強さで選んだとのこと。
和訳すると
ポルカ・ドット=“水玉模様”
スティングレイ=“エイ”
の意味でこのエイの姿はかなりインパクトがあります。
しかし、どこかおしゃれで巷ではかわいいグッズになっていろいろ販売されています。
曲名は『どうでもいいよ』
期待通りの曲名でした。
番組で流れる部分は明るくポップな印象ですが、じっくり聞いてみると少し切ない印象です。
・・・中略・・・
一途で愚か
そんな人になりたかった
選ばれたいと
繰り返し唱えている
なんでもないのであればいうなよ
最初から言うなよ
どうでもいいよ(いいよ)
どうでもいいよ(いいよ)
どうでもいいよ あなたの気持ちは
・・・中略・・・
『どうでもいいよ』 歌詞より
作詞作曲は雫。
ボーカルの女性です。
発売日は2022年8月10日。
この曲は『占いなんて信じない』だけではなく、UHB北海道文化放送『MUSIC FUN! IVY』エンディングテーマ、テレビ愛知『a-NN♪』エンディングテーマにもなっています。
勝ち組バンドの秘密は?
ポルカドットスティングレイはデビューして2年でメジャーデビューを果たしました。
YouTubeの動画登録者数はなんと約42万人。(2022年11月現在)ライブチケットは即日完売する勝ち組人気バンドなのです。
ポルカドットスティングレイは福岡県出身のバンド。
キャッチコピーは『福岡県出身、何かを企む超常ハイカラギターロックバンド』。
所属事務所はUNIVERSAL SIGMA ARTISTSです。
このバンドの成功の理由は、女性メンバーの雫がかなりの策士であることにありそうです。
雫の才能がすごいのは「徹底的なマーケティング力」
雫は幼少期から大のテレビゲーム好きで、それが高じてテレビゲームアプリの会社に入社し、アプリ開発ディレクターとして働いていました。
バンド活動は社会人になり趣味で始めたものでした。
それが結成わずか2年でメジャーデビュー。
とんとん拍子にここまで来ている印象ですが、実はこの成功は23歳の時、ゲーム業界にいた際に味わった大きな挫折から得た学びによって得られたものなのでした。
自分は天才なのでは!?と思うほどゲーム開発の才能は社内からも評価を受けていたものの、自分が開発した商品の世間の反応は空振りに。
ここで、会社からお金をもらって仕事をしている以上、「ニーズに応えて結果を出すこと」が本当の仕事であることに気が付きます。
もう、全社会人が参考にしていほしいレベルの仕事の向き合い方なのです。
この挫折と気づきの経験から、徹底的なマーケティングによってバンドの作品を作成しています。
このようにポルカドットスティングレイの作品は雫自身の経験、内から溢れる思い、主観は徹底的に排除しファンのツイッターを読み込み、社会の風を分析し、徹底的に自分たちバンドに求められるニーズとは何なのかを深く追及して生まれたものなのでした。
「やりたいこと、自分のすきなことだけをやって給料もらおう」なんて言ってる社会人は皆、雫の姿勢を知って恥ずかしくなるのではないかと思います。
メンバーの詳細
年齢は2022年現在。
- 雫 30歳 (ボーカル&ギター)
- エジマハルシ 27歳(ギター)
- ウエムラユウキ 29歳(ベース)
- ミツヤスカズマ 30歳(ドラムス)
まとめ
この秋からスタートした番組『占いなんて信じない』(テレビ東京)。
この番組内で流れる「どうでもいいよ、いいよ♪」というフレーズが耳に残る曲は誰が歌っているのかについて調べてみました。
歌っているのはポルカドットスティングレイという福岡出身の4人組ロックバンド。
曲名は『どうでもいいよ』です。
バンド名は実際に存在するエイの名前でした。
ボーカル&ギターを担当する雫の徹底的なマーケティング力によって作られる曲はたくさんのファンの心をつかみ、デビューからわずか2年でメジャーになった勝ち組ロックバンドでした。
ゲーム業界で味わった挫折をバネに主観を排除しファンのニーズを徹底的に分析した作品作りをしています。
若くして一流凄腕サラリーマンのような思考で仕事をするものすごく今後が楽しみなバンドなのでした。